雇用の増加 – オーストラリア
オーストラリアにおけるフルタイム雇用の増加
雇用の増加 – オーストラリア。 オーストラリアでは、2017年3月に雇用が急増し、事実、フルタイム雇用がここ30年ほどの間で最も増加しました。雇用市場の回復は景気の上昇と繋がっていて、これは経済が大きく成長していることを示しています。
就業者数が前月より60,900人も増え、経済学者は20,000人増加すると予測しています。良いニュース Seek 経済学者の予測通り、失業率が5.9%に留まっていて、より多くの人々が仕事を探していますが、フルタイム雇用者が74,500 人増加しました。この規模の増加は、1987年12月以来です。一方で、パートタイム雇用者は13,600人減少しました。
こうしたオーストラリアにおける労働市場の回復の兆しと景気の回復は、国全体が成長の一途を辿っていることを示しています。また、記録的な低政策金利により、資源セクター以外の人材の採用と投資が促進されているように見えることも示唆しています。
しかし、オーストラリア経済は依然として分裂したままであることを忘れてはいけません。メルボルンやシドニーなどの東海岸地域では、市がインフラ事業に投資して人口が増加し、雇用が増え、住宅価格も上昇しています。一方、特に北部や西部をはじめとするその他の地域では、人口が減少して不動産価格が低下し、失業者数が増えています。雇用が圧倒的に増加したのはクイーンズランド州で、失業率が6.3%に下がりました。
キャピタル・エコノミクスのオーストラリア担当チーフエコノミストのポール・デールズ氏は、こうした雇用の増加を「鵜呑みにしてはいけない」と言い、「就業者数が64,900人に飛躍的に増加したという事実は、むしろ雇用の増加が調査対象者に関する問題と何よりも深く関係していることを示しています。」と述べています。