Spotting a Potentially Disengaged Hire
Spotting a Potentially Disengaged Hire
本当にやる気のある人材の割合が極めて低い今日、採用過程は非常に困難な状況です。どんなに積極的でやる気があるように見える候補者でも、前職で一生懸命仕事をしていなかった可能性は大いにあります。つまり、企業にマイナスの影響を与え、ほどんど貢献してこなかった候補者です。
もちろん、一生懸命頑張れるような職場を求めている候補者もいます。ひとつ確かなのは、こうしたやる気のある候補者は、いったん五月病の時期が過ぎると、上の空な状態にはならないということです。採用後、御社に対してますます愛着心を持つようになるような、候補者を採用することが大切です。
出会う候補者全員に対して完全に確信を持つのは不可能ですが、その候補者が、採用後、怠けるようになるか、非常にやる気を出し、任務をきちんとこなすようになるかを見分ける「サイン」を見ることはできます。
給与に対し過度に執着する
もちろん、給与に関心を持つことは悪いことではありません。しかし、それがあまりにも度が過ぎるような候補者は、仕事の価値をきちんと理解していません。
こうした狭い視野で仕事探しをする候補者は、仕事のマイナス面を見落とす可能性があり、結果、採用後すぐにやる気をなくすことも少なくありません。
給与以外の動機を知らない
実に数多くの調査により、仕事の報酬は給与以外にもあることが示されています。従業員のモチベーションを高めるものには、給与以外にも、達成感ややりがいをはじめ、様々あります。
事実、最もやる気のある従業員の仕事に対する最大の動機は、給与ではありません。給与以外の主な仕事の価値に気付いていない熱心な候補者は、採用後、一生懸命仕事をすることはあまりないでしょう。
その候補者が、御社の求人に対して前職以上に魅力を感じている理由について、しっかり見極めることが大切です。それが、前職では得られなかったやりがいが御社の求人にあるという理由なら、採用後、やる気を失くすようなことはほぼなく、いったん五月病の時期が過ぎると、熱心に仕事に取り組むでしょう。