新規事業への適材を見極めるには
新規事業への適材を見極めるには
設立されたばかりの企業で働くのは、多大なやりがいがある他、特有の課題も数多くあります。そのため、候補者全員がその仕事に適しているとは限りません。御社が起業したばかりの場合、候補者の中から適材をしっかりと見極めることが大切です。
社会活動と職歴
候補者の仕事に対する倫理と人柄を知るための最高の手段のひとつは、オンライン・ソーシャルメディアのプロファイルや職歴を見ることです。職歴や社会活動を含め、候補者について時間をかけて適切にリサーチすることが大切です。これにより、候補者の仕事に対する倫理や意欲、起業家精神を知るためのヒントを得られるのです。
ビジョンと熱意
新規事業を構築するということは、企業風土を作り上げるということです。候補者が、企業のビジョンをはっきりと伝えられるだけではなく、ビジョンに対して心から熱意をもっているのなら、御社にとって適材である証です。起業したての会社を所有するのは、大きなやりがいがありますがリスクも非常に高く、こうした課題に対処できる柔軟な人材が必要です。こうした人材こそが、新規事業の中で活躍できるのです。
プロジェクトをやり遂げる意志
新規企業で勤務するには、管理下のチームに仕事を任せることなく、業務全体を遂行する覚悟が必要です。こうした環境では、時には給与に見合わない仕事をしなければならない場合もあります。候補者がこれを理解した上で、業務を遂行する意思があるのなら、御社にとって適材といえます。候補者が躊躇しているようなら、引き続き適材を探し続けなければなりません。
快適な環境以外で勤務できる能力
新規企業の従業員には、専門的な知識とスキルが必須ですが、時には快適な環境以外で働く覚悟が必要な場合もあります。つまり、大企業にはないような義務や業務を引き受ける心の準備が必要なのです。従業員が、汗水流して必死になって仕事に取り組むことに対し、胸を躍らせているのなら、誰もが満足し心地良く働けるでしょう。